Sentido

まずお二人の人柄の良さが印象的である。何気ない会話も楽しめるようなアットホームな雰囲気で、決して遠すぎず近すぎず絶妙な距離感による接客は初めての人にも自然と居心地の良さを与えてくれる。

こちらの焙煎豆は京都のスペシャルティ珈琲専門店カフェタイムの物で、特徴に応じたシングルオリジンが６種類ほどありいずれもスペシャルティ、COEクラスである。

今回頂いたのはブルンジCOEとコスタリカ、コペイ農園ゲイシャ。抽出方法が選べ、それぞれフレンチプレスとペーパードリップで頂いた。

ブルンジは巨峰の様な豊潤な甘さと酸味、グレープフルーツの様な爽やかな甘さが合わさった風味。コスタリカ・コペイ・ゲイシャはパッションフルーツ・バナナの様な南国のフレーバーとウイスキーの様な熟成した香りを感じさせる。ゲイシャの独特の風味をある程度感じられる一品であった。

ただ個人的には、より素材のポテンシャルを引き出す事も可能なはずなので今後の向上に期待したい。

コーヒーと一緒にジンジャーパフェをチョイス。

これが衝撃的な美味しさである…！

下から、レモンゼリー・ジンジャーゼリー・クッキー生地・キャラメルアイス・ジンジャーミルクアイスとオレンジがあしらわれており１つ１つのクオリティがスゴい。

特にジンジャーミルクアイスは素晴らしい。恐らく乳脂肪分の少ないミルクを使用しているので生姜のシロップ漬けと合わさりお互いの持ち味が最大限に引き出されている。スプーンで全体を崩しつつ食べる事で各素材が一体となり、口が喜ぶ事間違いない。